死後に行う整理
行うべきことがたくさんある場合があり、必要な書類や情報をまとめておくことが役に立つことがあります。
生前遺言書と社会保障番号の確認
生前遺言書は、遺族に葬儀の計画や希望について指示し、実行する代理人を指定するために使われる場合があります。その他の指令書も使用される場合があり、特定のフォームがあるものもあります。
しかし、これらのフォームを見つけるのは、必ずしも容易ではありません。生前遺言書、遺産計画文書、(国の政府による給付制度へのアクセスに使用される)社会保障番号については、以下の場所を探すと良い場合があります。
- パソコン
- 納税申告書
- 書類および貸金庫
- 弁護士と仕事をしていた場合は、弁護士事務所がその記録を保管している可能性があります
パソコンにはパスワードで保護されているものがあります。パスワードがわからない場合には、アクセスするのが難しい仕様になっています。パソコンが得意な方は、ご自身でパソコンにアクセスできる場合があります。また、データ復旧サービスを利用するのも有効な場合があります。
重要な書類を、貸金庫や収納場所などの物理的な場所に保存している場合もあります。適切な書類があれば、たとえ鍵を持っていなくても、遺言執行人はこれらの場所にアクセスすることが可能です。遺言執行人がいなかったり、遺言書が鍵のかかった箱に入っていたりした場合は、地域の裁判所の命令が必要な場合があります。
死後に記録を探すべき場所
遺言書や金融口座の記録などの重要な書類の保管場所がわからない場合は、以下のリストにある場所を探してみましょう。身近に最近亡くなった人がいる人の手助けをしている場合は、これらにアクセスできるのは遺言執行人や遺族であるパートナーのみである可能性があります。
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パソコン
パスワード管理アプリ、財務管理ソフトウェア、または金融/銀行アプリを含む、個人のパソコン、携帯電話に保存された記録を確認しましょう。
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郵便物
60~90日の間は定期的に郵便物をチェックし、見落としているものがないか確認しましょう。すべての金融サービス会社から定期的に明細書が送られてくるわけではないので、さらに6~12か月の間は時折確認してください。
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納税申告書
過去2年間の納税申告書を見直すことで、過去の課税期間から繰り越された資産や税額控除を確認することができます。
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書類および貸金庫
すべての個人の書類(例:書類整理棚の中)または貸金庫に原本がないか探しましょう。
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アドレス帳またはメールの連絡先
配偶者のアドレス帳や連絡先リストに記載された弁護士、会計士、ファイナンシャルアドバイザーに連絡します。
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収納場所
これには気が引ける場合がありますが、記録は地下室、屋根裏部屋、クローゼット、あるいは倉庫の箱の中にしまってある可能性があります。
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私書箱
既存の私書箱には、最近郵送された記録がある場合があります。
収集して確認すべき記録
配偶者を亡くしてから数日間、数週間、および数か月間に必要になる書類の一部はこちらです:
法的書類
- 死亡証明書の原本
- 政府ID番号(あなたと配偶者の番号)
- 信託の書類
- 遺言書
- 結婚証明書
- 離婚または養育費に関する書類
- 除隊に関する書類
財務記録
- 保険証券
- 住宅ローンおよびその他のローンの明細
- 老後資金口座の明細
- 退職金以外の口座の明細(証券会社、投資信託、年金など)
- クレジットカードのアカウント番号および明細
- 現在の銀行明細
- 金融口座および保険の受取人に関する情報
- 譲渡性預金
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